TOOL Maniacs


TOP -> Biography Part.3



TOOL Biography


2006年のアルバム10,000Daysの
リリースに伴うツアーの後も、
米国内の小規模ツアーや、フェスへの出演など
散発的なライブ活動が続いていた。
2013年にはOZZFEST JAPANが開催され、
久しぶりの来日公演も実現している。

また2014年あたりからレーベルとの訴訟問題が
勃発するが、2015年にバンド側に有利な条件で
問題は解決したとされ、
新たなアルバムへの期待が高まることとなる。
MaynardはA Perfect CircleやPusciferの活動も
並行して行っており、
その間楽器隊の三人が協力して
曲作りを始めていることが明らかになった。
2015年あたりからは、楽器隊のメンバーにより
アルバム完成への展望が語られたり、
断片的なリフなどがSNSに投稿されたりと
作業が進んでいる事自体は事実ではあるものの
そのたびにMaynardからは早い段階でのリリースは
難しいとの否定的なコメントがなされたり、
一進一退の様子が伺えることとなる。

その間も散発的なライブ活動は続いているが、
新たなアルバムについては
なかなか展望が見えない状況が続いていた。

2018年にはA Perfect Circleの新アルバムが
久しぶりにリリースされた。
その頃からMaynardからもTOOLのアルバムの
作業に取り掛かっており、歌詞の制作や
ボーカルの録音などが
始まっていることを明らかにした。

2019年5月になってライブにて
新曲が演奏されるようになり、
アルバムリリースへの期待も高まることとなる。

そしてついに2019年8月末、難産の末完成した
5thアルバム、"Fear Inoculum"がリリースされた。
CDの収録時間に入り切らないということで
CDとデジタル配信で曲数が異なっている。
フィジカル盤でまず発売されたのは
なんと液晶ディスプレイ付きの
[LIMITED EDITION SPECIAL PACKAGE]なる限定版で、
生産量が極めて少ないために争奪戦が繰り広げられた。
その後豪華ブックレットが付属する
[EXPANDED BOOK EDITION]が発売され、
入手がしやすくなっている。
しかし2020年10月現在でジュエルケースのみの
通常盤に当たる形態が発売されていないという
状況である。
すでにデジタル配信が主流となり
CDという形態がかなり廃れていることが
実感される状況である。

待望の新アルバムリリースに伴い
ツアーも始まる予定であったが、
2020年からのCOVID-19の世界的流行により
本格的なツアーができない状況が続いている。

2020年10月になってMaynardが、
実は2月頃にCOVID-19に感染していたことを
報告し、ファンを驚かせた。
命こそ助かったものの、半年以上経っても
肺へのダメージが残っており、
投薬などを続けてるとのこと。





TOP / Part.1へ / Part.2へ