BOSS / BD-2
Blues Driver |

ご存じ超ロングセラーな名機。
歪みの量自体はどちらかといえば抑え気味かとは思いますが、
かなり低域への伸びが良いので、音は意外と太く感じられます。
クランチでのバッキングも良い感じですが、
その音の太さからソロプレイでの感じがかなり良さそう。
GAINを上げれば音は潰れないのに結構ヘヴィにも感じられる。
ピッキングニュアンスも自然なので、ブースターとして使う人も多いようだ。
ロングセラー機でもあり定番的マシンなので流通量自体はかなり多いですが、
人気機種でもあり、ヤフオクでも5〜6千円前後が相場のようです。
オイラは\5,000程度で2台ゲットして1台は改造しようかと思ってましたが、
意外と回路も複雑なので手の付けられないまま
1台はバンドメンバーの所に嫁に行きました。
巷ではMOD品も出ているようですね。
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YAMAHA / ODE-100
OVER DRIVE with EXCITER |

高校時代に買って、ほぼ100%メインとして使用していたもの。
かなり愛着があります。
適度にコンプレッションがかかって音のまとまりがよいので
ガキの下手な腕でも非常にプレイしやすかった覚えがあります。
そして一番の特徴は音の抜けを良くするエキサイター回路が内蔵されていること。
トーンコントロールはないが、エキサイター効果を与える帯域を
変えることが出来るので、結構音色も変えられる。
MarshallやJCなど元々がトレブリーなアンプと組み合わせる場合は
エキサイターを掛けすぎると高域が出過ぎて耳障りになるカモ。
その場合はEXCITERを絞れば問題なく使える。
でも逆にラインなんかだとかなり音が前に出てきてくれるので
結構使いやすいという面もある。
高校時代は布袋さん大好きだったので、
コレとBOSS / DC-3の組み合わせで大活躍でした。
当時流行りのビート系サウンドにはピッタリ。
特別名機と叫ばれたわけでもなく、
現在では中古市場でもとんとお目に掛かることはないようだね。
特にバカ売れしたわけでもなく、評判が良かったわけでもないし、
最近では全く話題にならないので、
ヤフオクとか中古で出たら超格安でゲットできるでしょう。
ちとオーバードライブとしては不自然というか、
(私的には)良い意味で音痩せするというか、
つまるところ色を付けすぎるかもしれないので、
ブースターとして使うとか、ピッキングニュアンス命という人には向いていないが、
気軽にクランチサウンドでバッキングしたいとか、
他のODだと抜けがイマイチと感じている人には
結構良い感じかもしれない。
現在オイラがやっているスマパンコピーバンドでも、
ZWANの曲とかを演るときに活躍中。
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ARION / MTE-1
TUBULATOR |

ご存じ爆安価格でおなじみARIONの人気機種。
なにせ驚くのがその値段。新品で2〜3千円程度という安さ。
しかし侮るなかれ、そのサウンドはかなり高レベルで、
多くの人から、「思ったより相当使える」「他の1万程度の機種より全然良い!」など
かなり口コミで評判の高い機種です。
筐体がプラスティックなのでややノイズは多めなのかもしれませんが、
非常に心地の良い歪みが得られます。
ちと完璧に回路を解析したわけではありませんが、
基本的にあのTube Screamerの回路に近いようです。
オイラの個体はOPアンプにJRCのNJM4558DDがのってました。
その他のCR部品もチープでやや回路を省略してるらしいのが
かえって素直で太い音に反映しているよう。
もちろん音の好みなんぞ人それぞれではあると思いますが、
なにせ爆安。万が一気に入らなかったとしても
たいして懐も痛痛まないので気軽に買ってみて良いでしょう。
OPアンプ換装や、重要なCRを交換してみてMODすれば
相当な名機に化けるかもしれませんね。
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