Big Muff Pi

U.S.A.NYC製 第3期 オペアンプ・タイプ EH-3003型 基板徹底解析編



ずいぶん前に故障ジャンク品を持っていたのだが、
かなり程度が悪くて修理に難儀していた。
資料に乏しいのでそれなら動くやつ手に入れちゃって解析すれば早いやって事で
2007年9月、ヤフオクにて18,000円にてゲット。




内部写真。




ケースからユニットを外したところ。配線確認用。
フットスイッチの入力配線が改造されていて、
エフェクトOFF時にバッファーをスルーする様になっている。




基板PCB面アップ。撮影のため配線は外した。
この向きで、ヨコ104mm、タテ66mm。



定数採取した基板部品実装面。
おそらく全てのパーツはオリジナルのままと思われる。
左下の2つの大きな青いコンデンサの刻印が劣化でほとんど消えており、
虫眼鏡でじ〜っくり眺めて印刷の痕跡を確認したところ、
かすかに"224"の文字痕が確認できたという代物。正直値は自信ない。
素材はメタライズドフィルムかな?
その上の濃い茶の0.12μ、その右0.1μもたぶんメタライズドフィルム?
電解コンデンサも一般的な汎用品。バイポーラ(無極性)ではなく、極性ありの普通のタイプ。
緑色のコンデンサも一般的なマイラだね。
抵抗は現在でも一般的なカーボンタイプ。
クリッピングダイオードは間違いなく"1N4148"。定番品だ。
オペアンプもRC4558UA741という、他の個体でもよく見られるメーカー製。

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